はじめに
前回に引き続き Prism の使い方について解説していきます。
今回はポップアップ画面を 閉じたときのデータの受け渡しや、EventAggregatorを使用した ViewModel 間のデータの受け渡しを見ていきます。
ポップアップ画面の作成方法などは前回の記事を参照して下さい。
EventAggregator とは?
EventAggregatorは異なる ViewModel 間でのデータのやり取りを可能にする機能で、Pub/Sub パターンで実装されています。
この機能を使用することで異なる ViewModel が依存すること無く、イベントを介して間接的にデータの受け渡しができるようになります。
また、再利用しやすくテストも容易になるメリットがあります。
基本的な使い方
前回、ポップアップ画面に画像のパスのList<Uri>を渡すところまで実装したので、ShowImageViewModel内の List を呼び出し元のMainWindowViewModelから操作できるように実装します。

